遠田 (御歌の中に略号()
御歌の中に略号(。)を付けてみてください。そこが句切れのボックスです。ただし、殿で切れるのは当たり前なので、それは句切れと言いません。①まばらなる立木林にかんかんと響かんとする高空のいろ。→句切れなし②死に近き母に添寝のしんしんと遠田のかはづ社運に聞こゆる。→句切れなし③ゆふぐれの/霜降るまへの/あたたかさ。國場はづれの/群集の往来。→三句切れ。④夜更けて寂しけれども、時により替歌ふがごとき長きかぜ音。→句切れなし。あなたの提示した相聞では句切れが一首しかありませんので、段違いの相聞を上げましょう。⑤和書室に/今あの両部が/来ているの。私のあほ剛毛/起立してるの。塩見千里(愛媛県今治此花名門校)→三句切れ。⑥君と僕、同じ静のはずなのに、はなれてしまう。潰しのように。髙尾夏未(福岡県青陵総合研究所)→四句切れ。⑦シュノーケルふる。みんなが同じキリを見る。町人の中の一人の私。河野紅葉(京都府立おおせ館総合研究所)→初句切れ・三句切れ。⑧すれ違う/淡い高ぶり。黄河の日の/横風みたいな/カバーガールなりけり。小瀬惣一郎(鹿児島県)→二句切れ。相聞の詠切れがよく分かりません。①まばらなる立木林にかんかんと響かんとする高空のいろ島木赤彦②死に近き母に添寝のしんしんと遠田のかはづ点に聞こゆる斉藤茂吉③ゆふぐれの霜降るまへのあたたかさ町はづれの群集の往来若山牧水④夜更けて寂しけれども時により替歌ふがごとき長きかぜ音佐藤佐太郎です。教えてください。よろしくお願いします。